冬休みの旅(フランクフルト編)
冬休みがはじまった。
今回の旅は、フランクフルト(ドイツ)→ ミュンヘン(ドイツ)→ プラハ(チェコ)→ ウィーン(オーストリア)→ ボローニャ(イタリア)という旅。
それぞれとても素敵なひと時を過ごせたので、少しずつまとめていこうと思う。
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まず、12月14日から18日まではフランクフルト。
ここは私が小2〜小5までの三年弱住んでいた場所。
私の父はよく転勤していて、その度に家族もついていった。
でも、違う土地に行く度にそこでの友達と仲良くなるものの、離れると音沙汰もなくなってしまう。
ふと考えると、私色んな国に住んで色んな人に会ってきたのに、全くみんなと繋がってないな…
そんな状態が少し寂しくもなり、今回勇気を出して小5ぶりの友人に連絡を取り、友人の家に滞在させてもらうことになった。
その子はフランクフルト日本人学校で同じ学年だった子。
彼女の母親はドイツ生まれドイツ育ちで、家族経営の日本食屋さんを営んでいる。
住んでいる家自体がレストランで、常に忙しそうなお父さん、お母さん、お姉ちゃん、彼女。仕事と私生活が一体化していて、さらには家族経営ということで息苦しいこともありそうだなと思いながらもお互いがお互いを助け合っている姿はさすがだなと思った。
私がいた小2〜小5の間は家族同士がとても仲がよかった。
私は、当時彼女の両親が経営しているお惣菜のお店でのお惣菜で食べて育ってきたから、私にとっては本当に家庭の味という感じ。
なので、久しぶりにお店のお料理、彼女のお母さんの手料理を食べて、すごく心が温かくなった。
| 唐揚げ定食。食べた瞬間懐かしいドイツの思い出が蘇った。 |
滞在中、すごく素敵だな〜と思ったのが、
お母さんの味が、娘である彼女にも受け継がれていること。
彼女の手料理は全て目分量なのに、お母さんの味そのものだった。
どうしてだろうと思って聞くと、
「小さい頃から料理の手伝いを無理やりさせられていたからだよ〜(笑)」
と言って笑っていた。
家庭の味が受け継がれていくこと
それって体にいつの間にか染み込ませられていることなんだと気づかせてもらった。
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とても厳しい家庭で育った彼女。
お母さんはとても厳しく、マナーのない子供がいるとどんな子でもきちんと注意する。
私も注意された一人で、小さい頃の私は彼女のお母さんが怖いという印象しかなかった。
でも、そんな厳しい家庭で育ってきた彼女は立派な女性になっていた。
彼女は今ピアノ職人を目指している。
高校から初めてドイツの現地の学校に通い、勉強についていけず、友達も作れず、中退した。
もともと勉強が好きではないこともあり、だんだん職人になりたいと思うようになり職人の道を目指したと言っていた。
彼女はまだピアノ職人の見習いで来年は見習いをしながら学校に通い、資格を取り、その後は教えられる資格を取るために2年は勉強しないといけない。
今の生活は、
朝5時に起きて、5:30には家を出て、1時間半かけて通勤。
帰りは夜の11時以降で、月給も低い。
移民が多いドイツの早朝と夜の駅はとても危なく、
時にはホームレスに口に含んでいた液体をふっかけてきたことも、
1時間半以上物乞いをしている人の話を聞かされていたことも、
色々な大変なことを聞いて同じ年齢でこんなにたくさんの嫌な経験をしていることに驚きが隠せなかった。
本当に色々な苦労をしてきて、厳しい環境に育ってきたんだな…
だからなのか、これ以上ないくらい優しい子になっていた。
実はフランクフルト日本人学校にいた頃、彼女とは全く違うグループにいたし、接点はお互いの姉がすごい仲良しっていうことぐらいしかなかった。
でも、多分お互い色々な経験をしてきて、お互いが変わったのかな。
話せば話すほど共通するところ、すごく共感するところ、すごく尊敬するところがあって、本当にあっという間の5日間だった。
フランクフルトはあんまりやることはないところだけれど、私にとってはすごく居心地の良い場所。こうやって素敵な再会があって、楽しいひと時を過ごせて、思い切って来てよかったと思った。
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