慣れることが怖い

Misaki in 東京 2017.10.29

美咲です。深夜ですが、ぼやきます。
久々に心がガタンと大きく揺らいだ出来事について。

とある新婚ほやほやの先輩夫婦に、おめでたが発覚。
家族が大きな喜びに包まれたそのちょうど翌日、
だんなさんに海外転勤の辞令が。
出産に立ち会うこともできず、2年間、
離れて暮らすことになるかもしれないと。

...これは実際、よくある話、かもしれない。
オトナにとっては、個々の家庭の事情より、
会社の辞令を優先するのがアタリマエかも。

けれどわたしは、心がざわめいて仕方がない。
喜ばしいニュースのはずなのに。
先輩夫婦の苦しそうな笑顔を見て、
わたしの心はずっとヒリヒリしている。
初めての出産と育児。新米夫婦はどれだけ不安だろう。
加えて、愛する人と一緒にいれないというのは
どれだけ心細いことだろう。
結婚したというのに。

何にヒリヒリするのか=こだわり

という出来事があり、ふと気づいたことがふたつ。

ひとつは、自分が「家族」「子育て」「安心」というテーマに
”執着”と言えるほどの強い関心を持っているのだなぁということ。
薄々気づいていたけど、ここまでかと、
驚くやらあきれるやら、変な自信がわいてきた。

もうひとつは、心がヒリヒリするほどのやるせなさや無力感や、
時には怒りまでも感じることこそ、
唯一無二の自分らしいこだわりの源泉かもしれないということ。
他の人なら「そんなのどうでもいいじゃん」と
あっさり流せることかもしれないけれど
わたしは食い下がらずにはいられない、何か。
それはもしかしたら、「好き」とかよりももっと揺るぎない、
確かな自分らしさなのかもなぁと感じている。

だからわたしは、慣れることが怖い

わが子の成長より、わが社の成功。
それがもし、日本社会の”常識”だとしたら、
わたしのこのヒリヒリは、ただの生きづらさである。
この生きづらさを解消してくれる魔法の言葉たちは、
いつでも微笑みを湛えてスタンバイしてくれている。
「それはそういうものなのだ」
「世の中そう甘いもんじゃないぜ」
「世間知らずだったなぁ」
「みんなも同じだよ」
ひとたび唱えれば、あら不思議。
つらいヒリヒリどこへやら。


でも今日。
わたしはヒリヒリを感じ続けたいなと、思った。

何も感じなくなるのは、怖い。
感じないことに慣れてしまうのは、もっと怖い。

ヒリヒリはヒリヒリだ。
感じないだけでヒリヒリの原因が取り去らわれたわけではない。
モルヒネみたいなコトバで自分をだましていたら、
自分を自分たらしめるものを、きっと見失う。
それはとても、怖いことだと思う。

とここまで偉ぶってきて、
わたしモルヒネ打ちまくってたなぁと気づく。笑

(自立と経験のためだもの、10時間労働もやむを得ない。)
(彼とは遠距離なんだから、会えないのは当然当然。)
(商品価値がもうないんだから、
 賞味期限切れの商品を速やかに捨てるのは常識でしょう。)etc...

向き合うのはつらいし面倒くさいけど、
ヒリヒリするということが、
「わたしとして生きていくこと」
なのかもしれません。深夜の寝言はここまで。
大好きな先輩夫婦と新たな家族に、幸あれ。
おやすみなさい。


Comments

  1. すんごくよく分かる。心のヒリヒリ忘れたくない!私もモルヒネコトバ使いがちだなぁって思う。慣れは、怖いね。

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    1. 独り言が、かえちゃんに届いて、うれしい共感になって帰ってきた~おかえり~笑♥ヒリヒリを押し殺さず、認めて、うまく付き合っていきたいよね。

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